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zoom RSS 高専生の中退・留年の割合は15%?

<<   作成日時 : 2006/12/26 06:06   >>

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群馬高専の中退・留年率は約20%に達する可能性があるが、秋田高専の場合は、もっと過酷であるようだ。

秋田高専は、定員160人であるが、例年、入学者は170人ほどになる(同高専のウェブサイト記載の例年の入学者数から類推 http://www.ipc.akita-nct.ac.jp/b02/b02_08.html)。それに対して、05年3月の卒業生数は122人だった(『国立高等専門学校機構概要』2006年版による)。差し引き48人減となり、「卒業率」は72%となる。しかも、仮に高校からの編入生・留学生あわせて8人、過年度卒業組が8人とすると、170人中100数人程度しかストレートに卒業できなかったのかもしれないということになる。「卒業率」が62%となり、4割弱が中退・留年しているかもしれないというすさまじさである。

国立高専54校の1学年の総定員は9520人で、2005年3月の卒業生は8854人だった(同2006年版)。見かけ上の「卒業率」は0.93ということになる。だが、例年、定員よりも4〜5%多く入学(2006年4月入学者は1万0123人)していることと、中途入学の編入生(4年次に1クラスに1〜3人程度が編入。仮に1人ずつとする国立高専には242クラスあるので約250人)、留学生(国立高専全体で約500人。ほとんどは4〜5年次に在籍。従って1学年あたり200人ほど)の分が卒業生の総数に加わっているので、この間、入学者数に大きな変化がなく、編入生・留学生の卒業者総数が400人だったとしたら、全体で15%以上の退学者・留年者が存在している可能性がある。

高専の場合、3年修了で高卒同等となることから、大学進学に方向転換したり、就職したりという進路変更のきっかけがあるとはいえ、大学も高校も、中退率が3〜4%ほどにすぎないことから、高専の中退・留年率はかなり異常な数字といえるのではないか。



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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
ここの方法で高専の中退率を推定するなら5で割った値を使うべきだと思います。
ここに記載している高専15%と高校・大学3〜4%を比較するのは適切ではありません。
中退率の定義を調べてみてください。
高専教員
2008/12/01 13:39

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